キャリア別SIMロック解除の条件・方法【docomo/au/SoftBank】

2015年6月より各携帯キャリアから発売されるスマートフォンに対してSIMロック解除対応が義務化されました。

原則的に2015年6月以降に発売されたスマートフォンは、いずれもユーザーからの要望があればたとえiPhoneであろうとSIMロック解除への対応が求められるようになりました。

この記事内ではついに義務化されたSIMロック解除について、それぞれの携帯キャリアのSIMロック解除対応状況やそのやり方についてを解説してみます。

docomo

それでは早速各キャリアのSIMロック解除の条件について解説していきましょう。最初はdocomoのSIMロック解除条件に付いてです。

docomoでは総務省指導によるSIMロック解除義務化の前から、iPhone以外のスマートフォンを3,000円の手数料を支払うことでSIMロック解除に契約後すぐに対応していましたが、今回のSIMロック解除義務化によって、2015年5月発売以降のスマホは発売後6ヶ月経過しないとSIMロック解除を受け付けてくれないという風になってしまいました。

これまでは契約後すぐに受け付けていたのですが、義務化によってそれが6ヶ月後という地味な改悪がなされてしまいました。しかしその一方でiPhoneでもSIMロック解除が可能になり、解除後はSIMフリースマホとしてSoftbankやau(3GのCDMA2000含む)でも使えるようになりました。

そしてこの6ヶ月後の解除を不服としたユーザーの声にこたえて、一部条件を満たしている場合は契約後すぐにSIMロック解除をしてくれるようにもなっています。その一部条件とは、前回のSIMロック解除から6ヶ月以上経過していれば次に契約したスマホはすぐにロック解除可能、というものです。これによって既に発売日にiPhone 6sをSIMロック解除してSIMフリー化している人達がいました。

手続きはMY docomoから、151から、そしてドコモショップでもできますがこの場合は3,000円かかります。

まとめるとドコモのSIMロック解除の条件は次の通りです。

契約から6ヶ月経たないとSIMロック解除できない
原則iPhoneも可能
過去にSIMロック解除をした回線を持っている場合、そのSIMロック解除から6ヶ月を経過していれば新たに契約したスマホのSIMロック解除を可能に出来る
ネットや電話以外でのSIMロック解除には手数料3,000円

 

au

続くauについてのSIMロック解除の条件を確認しておきましょう。

auの場合元々SIMロック解除をしても、docomoとSoftbankと通信規格が違うことから、あまり意味をなさないと見られていました。ところがauではSIMロック解除義務化に合わせ、わざわざ一部のスマホにauの通信規格であるCDMA2000とは異なるW-CDMAでも通信できる規格を搭載し、docomoやSoftbankの3G網で通信通話できるようにしています。

この辺り対応的にはかなり評価できる部分でしょう。

SIMロック解除にはドコモと同じく契約から6ヶ月経たない限りは受け付けてくれません。その代わり、白ロム状態でもSIMロック解除を受け付けてくれます。白ロム状態とは要は中古で購入したスマホで、auの回線がなくてもSIMロック解除を受け付けてくれるというものです。

SIMロック解除はau ID経由でのサポートページからなら無料ですが、白ロムとして購入したものはauショップで3000円支払わないといけません。2015年5月以降に発売された、GALAXY S6 edgeより後から発売された機種がSIMロック解除の対象で、それ以前の機種は解除できません。

まとめると次のようになります。

契約から6ヶ月経たないとSIMロック解除できない
中古で買ってもSIMロック解除は受け付ける
一部で3GもdocomoやSoftbankに対応
ネットからは無料、ショップでは3000円

mineo/UQ mobileのVoLTE対応SIMについて

SIMロック解除に合わせて、MVNO格安SIMのmineoやUQ mobileといったKDDI系のMVNO回線を使う格安SIMとauのSIMロック解除の関係性について説明しましょう。

auのスマホはKDDI網を使ったMVNO回線で利用できるように基本はなっているのですが、VoLTE対応スマホのauスマホの場合、MVNOの回線では普通に使えなくなってしまっています。

auのVoLTE対応スマホでは仕様が変更しており、SIMロック解除をしない限りはauのSIMでしか使えなくなりました。

つまりauのMVNO回線を使ったVoLTE対応格安SIMをauのVoLTEスマホで運用しようと思った場合には、契約して6ヶ月後にSIMロック解除が必要になってきます。そのため、これまでのように簡単には白ロムの流用が出来なくなっています。

 

Softbank/Y!mobile

SoftbankでもSIMロック解除の状況は同じです。

契約から6ヶ月経過しないとSIMロック解除はできません。また解約後180日を経過してしまうとSIMロック解除の受付はしてくれなくなってしまいます。

特にdocomoやauのように特殊な条件などはありません。

Y!mobileの場合も同様ですが、これまでSIMフリーの状態でY!mobileのスマホは発売されていたのですが、今回のSIMロック解除の義務化によってすべて一旦ロックがかかって発売されてしまうというデメリットが生じてしまいました。

またAQUOS CRYSTAL X 402SHのようにSIMロック解除義務化前にソフトバンクで発売されていたスマホをY!mobile側で再販することがありますが、こちらは例えY!mobileでの発売時期がSIMロック解除義務化後でもロック解除の対象にはならないとのことです。

まとめると次のようになります。

SIMロック解除は契約から6ヶ月後
解約から180日経過すると対象外
ソフトバンクからY!mobileへの再販用スマホは発売時期によって対象外

 

以上の内容が各キャリアにおけるSIMロック解除の対応状況になっています。それぞれのキャリアで6ヶ月の経過時間が基本は必要になってきますが、docomoとauでは特殊条件が含まれています。

またKDDI系MVNOのVoLTE対応SIMとSIMロック解除の必要性など、今までとは異なるルールも存在しています。