らくらくスマートフォン3 F-06Fの評判が悪いため、シニア向けにオススメのスマートフォンを考える

50代から60代以降の年齢層に利用をしてもらうことを目的にしたスマートフォンとして「らくらくスマートフォン」がドコモから発売されています。

現在最新のモデルは「らくらくスマートフォン3 F-06F」というモデルです。

シニア層向けに簡単な操作画面、利用目的がわかりやすいアイコン表示などが特徴のスマートフォンで、らくらくフォンの系譜を継いでいます。

60代以上の家族にこのらくらくスマートフォンを持たせて、LINEなどを使ってよりコミュニケーションを簡単にしようと考えている人もいるかと思うので、今回はこのらくらくスマートフォンの契約に関しての話題を取り上げようと思います。

らくらくスマートフォンは評判が悪いという問題

さてらくらくスマートフォン3 F-06Fをこれから契約しようとしている人にはネガティブな話題になってしまうのですが、このらくらくスマートフォンは残念ながら評判がよろしくありません。むしろ悪い点のほうが目立つ口コミや評判というのが目につきます。

どうやら通話アプリなどの機能として必須のものがエラーを起こしやすかったり、急激に各種操作が重くなってしまうなどの問題が指摘されています。発熱もしやすく、文字入力の変換にもたつくなど不満な点が数多く散見されるようです。実際に私も触ってみたことがあるのですが、全体的に操作性がモッサリとしておりスクロールにかくつきを感じます。また、このスマートフォン本体がシニア向けにしては異様なほどに重く、少し操作しているだけでも手首に負担を感じるものになっています。

口コミや評判で出されている不具合については実際には体験はしていないものの、操作性のモッサリ感とシニア層にはきつすぎる本体重量というのは、個人的にもらくらくスマートフォン3が買いではないと感じる要因になっています。

評判やレビューが良くないらくらくスマートフォン3を家族のために買うというのは、恐らくは躊躇する内容になるかと思います。

とはいってもシニア層向けのらくらくスマホと呼ばれているもので在庫があるものはこれしかなく、この選択肢がなくなってしまったら他にどうすればいいのかと困ってしまうかもしれません。

そこで今回は評判の悪いらくらくスマホ3 F-06Fの代替スマホとして、他にどのような選択肢があるのかを考えてみたいと思います。

 

増えてきた「シンプルモード」搭載スマホ

らくらくスマホがシニア層へ向けて人気が高い理由としては、やはりそのシンプルな操作画面が一番の魅力になるでしょう。電話、メールあるいはLINE、地図にブラウザ、どれもわかりやすく配置されているために使いたい機能がワンタッチで選択できます。普通のスマホだとアプリ一覧を選択してから多数のアプリの中から目的のアプリを探し出さなければいけないため、中々シニア層には慣れない操作になってしまいます。

このシンプルな操作性がこれまでらくらくスマホを60代前後のユーザーに人気足らしめた要因かと思われますが、現在だと他の普通のスマートフォンもこのシンプルな操作性を追求した「ホーム画面」を用意しており、別にらくらくスマートフォンを選ばなくてもシニア層にもわかりやすい利用方法が出来るようになっています。

各メーカーがこうした機能をデフォルトで搭載するようになったことで、らくらくスマートフォンもF-06Fという割と古い時期に発売されたモデルを最後に新型が出ていない状況になっています。そのためメーカーおよびドコモのシニア層への訴求の仕方としては、普通のスマートフォンを契約してもらって、それをシンプルなホーム画面での利用をしてもらう、という風に変わってきています。

特に富士通では「アプリ」として「シンプルホーム(docomo版)」を提供しており、これを使えばdocomoスマホならばXperiaやGALAXYなど他社製のスマホでもらくらくスマートフォンと同じような使い勝手を得られるスマホに着せ替えられます。

 

「シンプルホーム」前提で契約すべきシニア向けスマホ

このように今はあえてらくらくスマートフォンを契約しなくても、普通に他のスマホがらくらくスマホ化出来るアプリがそろっているため、あえて評判の悪いらくらくスマホを契約する必要はなくなっています。

それでは今契約すべきシニア層向けのスマートフォンとは何なのかを考えてみたいと思います。

今シニア層が求めるスマートフォンとしては、ハイスペック・性能が高くて何でも出来るスマートフォンというのはそれほど必要とされていないでしょう。スペックが高くても持て余してしまうことが多いでしょうし、何よりそういう機種は高くてオススメできません。

求められるのはサイズ感や持ちやすさ、あとは濡らしても困らないということで防水機能付き、そして故障したときにもしっかりサポートしてくれるということで国産メーカーのスマホが良いのではないかと思われます。

そして高いものは必要なく、こうした最低限の機能を満足いくレベルで使えるだけの中くらいのスペックのスマホで安さを感じられる機種で良いと想定した上で、2つの機種をシニア層向けにオススメしたいと思います。

AQUOS EVER SH-04G

まず最初にシニア層のらくらくスマホ代替としてオススメしたいのがシャープが作ったAQUOS EVER SH-04Gです。

このスマホは端末価格が5万円台とここ最近8、9万円台の価格を連発して高額化するスマートフォンの中で価格がかなり抑えられています。しかもFOMA契約や10年契約からの機種変更ならば月々サポートが増額されるために実質0円で機種変更が可能になっています。

ドコモの中ではこのスマートフォンは「ドコモの格安スマホ」というものになっている低価格機種です。低価格と言っても性能は非常にしっかりしたもので、ミッドレンジモデル帯で快適に動作するためのスペックをしっかり揃えています。

安い上に動作もしっかりしているので、先ほどのシンプルホームを導入して疑似らくらくスマホとして使うには最適なスマホの一つと言えます。

価格の詳しい情報は以下の通りです。

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arrows fit F-01H

次はらくらくスマホと同じメーカーである富士通のarrows fit F-01Hをオススメします。このスマホも上のシャープ機種と全く同じスペックになっているスマホであるため、価格が抑えられた上でしっかりと基本操作は動いてくれるスマートフォンの一つです。「ドコモの格安スマホ」第2弾と言われている機種です。

どちらも国内メーカーかつ防水機種ということで、見ずに濡らしても安心・修理が必要な時にもしっかりとした対応が期待できます。そしてこちらの場合には同じ富士通製スマホということで、シンプルホームとより相性が良くなっています。

更には指紋認証によるロック解除機能が搭載されており、万が一パスワードなどを忘れてしまった場合にもスマホの解除が出来るようになっています。

こちらも実質0円契約が可能になっており、シニア層への負担を少なくしてスマホへと移ることが出来ます。

価格の詳しい情報は以下の通りです。

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らくらくスマートフォンである必要性がなく、これからはアプリで

このように現在の最新らくらくスマートフォンは評判がよろしくなく、また発売時期も古いためにあえて契約する必要性を感じにくい存在になっています。

今現在は今回紹介した富士通製のシンプルホームアプリや、別のアプリメーカーが作るらくらくスマホもどきのホームアプリが多数存在しているため、そちらを利用することで従来のスマートフォンがらくらくスマホへとすぐに様変わりするようになっています。そのためモッサリかつ本体も重いF-06Fをあえて契約するよりも、安くてもしっかりと各種動作が安定したスマートフォンにホームアプリを適用させたほうが、使っていてもストレスの溜まるようなことは無いでしょう。シニア層といってもその辺りの快適さをないがしろにしてはいけません。

今回オススメした2機種なら、シンプルホームの操作に慣れた後に、より多くのアプリを触ってみたいとなった時にも対応できる幅の広さがあり、らくらくスマートフォン3 F-06Fよりも使い勝手は良くなっています。価格も負担が少ない5万円台、2年間継続利用すれば実質0円に近い金額になりますから、とても良い選択かと思います。

評判の良くないらくらくスマートフォンよりも、既存の安いスマホをアプリでらくらくスマートフォン化したほうが良いでしょう。60才以上からのスマホ選びはこの方法がベストです。

 

契約はオンラインで、その後にドコモショップで設定を聞いたほうが良い

さて、らくらくスマートフォンの代替となるスマホとらくらくスマホのように使えるアプリを紹介したことで今回の記事の趣旨はほぼ終了したのですが、一つこの契約に至るまでの注意点をしておこうと思います。

家族でも本人でもいずれにしても、60歳以上の名義人がスマホを契約しようとドコモショップなどに足を運ぶと、大抵の場合店員さんから「カモ」として見られてしまいます。

特に今回の契約が初のスマホ契約になると、あれが必要これが必要、これを契約しておくと便利・お得、これがないと写真が保存できない・・・などと様々なスマホ本体と関係ない商品やサービスをここぞとばかりに売りつけてきます。特に目立つのがSDカードのセット販売と動画などのコンテンツ系オプションの加入です。これらは一緒に購入もしくは契約がされることで、店側に機種変更以上の利益をもたらしてくれるために、必死にそれを勧めてきます。

それらのオプションやセットが本当に必要ならば契約してもいいですが、ほとんどの人は不必要にも関わらず契約をさせられている場合がほとんどです。この契約をしてしまうとせっかく安い機種を選んだにも関わらず、総額ではハイスペックな高額スマホを購入するのと変わらない金額を支払うことになってしまいます。

これを避けるためにも、契約だけはオプションや追加購入などを強制されないドコモオンラインショップでの機種変更をしたほうが良いです。ドコモオンラインショップならば自分の意志でオプションや契約プランを決めることができるため、不要な契約をする必要がありません。しかも頭金と機種変更事務手数料というドコモショップでかかってくる約7000円の追加料金もオンラインショップでは現在キャンペーン中で無料となっています。

単純にネットから機種変更するだけで、その初期費用でかかってくる頭金と手数料7000円分を節約でき、強引で不必要な契約を強いるショップ店員の誘いを交わすことが出来ます。

もしも使い方や設定がわからない場合には、このドコモオンラインショップで契約後にスマートフォンをもってドコモショップへ足を運ぶ方法をとったほうが良いです。それならば無駄な商品を買わされる危険性はだいぶ下がりますので、安心して使い方を聞くことが出来ます。

もしも家族のシニア層にスマホを買ってあげる予定ならば、代理でドコモオンラインショップ経由で機種変更、その後シンプルホーム設置などの各種設定を行ってから渡してあげれば、費用の節約はもちろん機種変更で店頭で待たされる時間も節約することが出来ます。

これが契約に際しての注意点となります。