スマホだけからガラケーとの2台持ちで節約する方法[ガラケープラン編]

 

今、多くの消費者が関心のある事柄として、スマートフォンの通信料を下げたいという悩みがあるでしょう。もしくはスマートフォンを使いたいけれども、料金が値上がりする可能性があるから契約を戸惑っている、という悩みもまだスマートフォンを使っていない人は持っているかもしれません。

とにかく契約するプランによっては非常に高額な月額料金が発生しやすいスマートフォンのランニングコスト削減は、今消費者の一大関心事となっています。それは今スマートフォンを使っている人や、まだガラケーを使っている人両方に言えることでしょう。

今回はこのスマートフォンの料金を節約する方法として一般的になった2台持ちを駆使したスマートフォンとガラケー運用によるスマホのデータ通信料節約方法を解説したいと思います。

この話題は2つの記事に分けて解説しようと思います。今回の記事では2台持ちの「メイン回線」となる音声通話の可能なキャリア回線を、ガラケーで運用するプランの解説をしようと思います。

料金節約のコツはガラケーと格安SIMの併用

まず今回の2台持ちにおける大まかな概要について説明しましょう。

スマートフォンの通信料金は、高額になりがちなのもそうですが、自分に合ったプランが契約しにくいという点も利用者からの不満がたまりやすい点です。今各通信キャリアで契約可能なプランは、通話定額だけどデータ通信量が少ないプラン、もしくはauとSoftbankで契約できる無料通話は一切ないけど7GBのデータ通信量が使えるプランという、両極端なプランのみが選択肢になっており、通話定額まではいらない無料通話プランや2GB以上は必要だけど7GBまでいらないという人達にとっては適切なプランが用意されていません。

そのため、本来の使い方に適さないプランを契約させられることで、通常よりも割高な料金を払っている気分にさせられ、「スマホ料金は高い」という不満が生まれています。

この自分の使い方に適さない料金を、2台持ちに修正することで、同じ料金でも満足感のあるプラン構成にすることが出来ますし、通話も通信も控えめだという人ならば普通のスマホ契約プランよりも安くすることが可能になります。

その方法のために今回想定する2台持ちは「キャリアのガラケー」+「格安SIMでデータ通信専用のスマホ」という運用です。

音声通話とメールをガラケーの契約によって行い、スマホの利用はネットだけに特化したものとを使うという方法です。これならば音声側の基本プランを通話時間によっては1000円以下の基本料から始めることが出来ますし、スマホもネットだけの利用ができるためMVNOの格安SIMを使って3GB/900円前後の料金とデータ通信量で使えるプランを契約することが出来ます。

これならば最安で月2000円以下も余裕になります。スマートフォンを持っていないくても、実質的な月額が3000円以下でスマホセットで揃えることも可能になってきます。この金額ならばこれまでスマホを敬遠してた人でも契約しやすいのではないかと思います。

今回は特にガラケーについての説明になりますが、その中でもどういったプランを選べば安くなるのか、どういった契約をすれば新たにガラケーを持てるようになるのかについてを、重点的に解説していこうと思います。

ガラケープランへの変更:現在スマホ利用者向けの方法

2台持ちにする場合には、ガラケーのプランへと戻してガラケーを利用し始めればそれでOKなわけですが、そうは言っても携帯キャリアのプランは複雑になっており、簡単にはプラン変更はうまく行きません。

特にスマートフォンを使っている契約の場合は、しっかりとプランの特性を理解していないと、うまい具合に節約できないようになっています。ガラケーを既に使っている人は、新たに格安SIMとスマホを用意するだけでいいのですが、既にスマートフォンを使っている場合には、必要な作業や手続きを把握しておかないと節約可能なガラケープランを契約することは出来ません。

今はどのキャリアもスマホからガラケーへと戻す際に、普通に機種変更してしまうと割引などをつけてくれない仕様になっています。ちゃんと割引がつくようになるには、若干複雑な方法でスマホからガラケーへ戻す必要があります。

ですのでここではスマートフォンからガラケー契約へ戻す際に必要な方法というのを説明していきます。

docomoを例にしたスマホからガラケーへの契約変更方法

ではスマホからガラケーへと戻す場合、どういった方法が必要になってくるのかということを考えてみようと思います。

具体的な手法として、docomoにおけるスマホの契約からガラケーにかえる方法を説明しようと思います。今回はdocomoを例にしていますが、auやSoftBankでもほぼ同じ流れで対応することが出来ます。

それではdocomoの場合にスマホからガラケーへプランを変更する流れを解説します。まずスマホからの変更に際しては、そのスマホの契約がFOMA(3G)かXi(LTE)かというのが、1つ重要な点になってきます。契約がFOMAかXiかという点が、ガラケーへの変更をスムーズにさせてくれるか否かを決めてくれます。

FOMAのスマホを使っているなら話は非常に簡単です。SIMをガラケーに移すか、新しいガラケーにそのまま機種変更して、プランをガラケー向けのものに変更してしまえば、今使っているスマホの回線は安いガラケープランにでき、あとは格安SIMとスマホの運用を考えるだけです。

これがXiのスマホからだと途端に面倒になります。FOMAの場合はガラケーへ機種変更せずとも、余っている古いガラケーへとSIMを入れ換え、プランを151の電話窓口で変更してもらえればすぐに2台持ち用の準備は出来ました。これがXiスマホからだとそう簡単には行きません。

まず151の電話オペレーター経由ではプランを変更できません。プランを変更するためにはドコモショップへ行く必要があります。しかもそこのドコモショップへは、FOMAに対応したガラケーやスマホを持ち込んでのプラン変更(持ち込み機種変更)を行う必要があります。

この持ち込み機種変更手続きをする事で、ようやくFOMAのプラン=ガラケーのプランへと変更することができるのですが、この方法で契約を変更したFOMAのプランは「ベーシックプラン」と呼ばれるプランになっており、通常の「バリュープラン」と呼ばれる安いガラケー向けのプランよりも2倍高額なプランに変更されてしまいます。(auの場合はシンプルコースではなくフルサポートコースという具合です。ただauの場合は現在ほぼシンプルコースでの受け付けになるため、心配は要りません。)

この高額プランでの契約になってしまった場合に、どうやって安いバリュープランでの契約に戻せばいいのか。その方法は2種類存在しています。

まずどちらの方法を使うにしても、FOMAの古いガラケーやスマホが必要になってきます。これは持ち込み機種変更をするときの現物として必要で、手元にない場合は2000円以下ぐらいで中古のガラケーなどを購入しておきましょう。

これらを用意したら2通りの方法で安いバリュープランへと変更することができます。以下の2つの方法についてを詳しく説明しましょう。

1つめは、スマホのXi契約状態から、持ち込み機種変更を通じてFOMAのガラケープランに変え、そしてベーシックプランを直すためにdocomoの新しいガラケーへと機種変更するという方法です。購入を伴う機種変更をした場合には、ベーシックプランから安いバリュープランへ戻すことが可能ですから、この方法がまず1つの手段となります。

この際、機種変更をして安くなるガラケーというものは限られています。というのも、今docomoのガラケーに付いてくる割引である月々サポートの適用条件が複雑化しており、「2014年9月以降」に発売された機種は月々サポートの適用に「6ヶ月間」機種変更してない期間が必要になっています。この機種変更していないという条件には、持ち込み機種変更も含まれてしまうため、持ち込み機種変更直後にガラケーへ機種変更すると、月々サポートが適用されずにバリュープランで安くはなるものの端末代金を定価で支払わなければならなくなります。

この問題を回避するためには、もう1つの条件である「2014年9月」以前に発売されたガラケーを選ぶことで、月々サポートを適用することが出来ます。具体的にその条件を満たすガラケーの名前を挙げると「SH-07F」と「F-07F」というどちらかのガラケーへ機種変更をすれば良いのです。

この2機種は実質価格で1万円~2万円ほどで機種変更でき、性能も必要なものはほとんど揃っているため、これから長くガラケーとの2台持ちをするのにも最適な1台になってくれます。新しいガラケーを購入することを考えている場合には、この2機種ならば月々サポートの付く特殊性と、機能の豊富さで強くオススメすることができます。

もう1つの方法は、「技適の通った3G回線専用のSIMフリースマホ、もしくはケータイ」を同じくドコモショップで登録して、ベーシックプランをバリュープランへ切り替えてもらうという方法です。何故かdocomoでは、技適が通っておりdocomoのSIMでも使える他社ケータイを持っていくことで、ベーシックプランをバリュープランへと切り替えることが可能になっています。

LTEに対応している機種だと不可能なため、SIMフリーの3Gスマホ等を探す必要があります。大体3Gだと相場は1万円ぐらいです。同じ実質価格でSH-07Fへと機種変更することを考えると、SH-07Fを契約した方が個人的には使い道もあって良いと思います。もしも複数回線バリュープランへ変更(俗称でバリュー化と言われています。)したいとかでなければ、この方法は選ぶよりも機種変更をしたほうが同じ金額を支払うならば良いと思います。

ガラケーの料金プラン

こうした手続きを経て、ようやくスマホの契約をガラケーへ変更することが可能になり、2台持ちによる携帯料金節約の土台が出来上がりました。

ここからはガラケーをどういった料金プランで持てばいいのかについて解説を行います。

ガラケーの料金プランには主に2つの持ち方があります。それは次の通りです。

  • カケホーダイ系の通話定額プラン
  • 通話は受けるのが主で通話はあまりしない

この2つがガラケーでの運用に使えるプランになるでしょう。それぞれどちらも、2台持ちを前提にしているためパケット定額プランへの加入はしない全体になっています。特にカケホーダイ系のプランはパケットが高額な定額制のみしかないため、パケットプランへの加入は不要です。

これによって電話専用のガラケープランが持てますが、パケ漏れを防ぐためにキャリアメールへの加入はやめたほうがいいでしょう。キャリアメールサービスに加入してしまうと、不用意に通信量を使ってしまい、パケット定額に入ってないために青天井のパケット料金が必要になってしまいます。

これは通話定額プランではない待ち受け用のプランでも同様なのですが、待ち受け用のプランにはパケット定額に「2段階・ライト」といった400円ほどから徐々に利用パケット通信量によって値段が上がっていくプランがあり、そちらを使えばメールをしながらでも待ち受け通話プランを契約することが出来ます。

これらをまとめると、2台持ちで格安SIMと合わせて運用するガラケーのプランは、それぞれ以下の2つの特徴をもったプランで利用することになります。

通話は定額だけれども、キャリアメールが使えない完全通話専用プラン
通話はプランによって無料通話はあるが、ある程度抑えないと通話料がかかるプラン。ただしメールは最小パケット定額プランと合わせることで使える

という2つです。このどちらかの運用方法が2台持ちで携帯料金を節約しながら持てる方法ということになります。そして今回のガラケーのプランの組み方も、この2つの運用に適したものを以下で解説しようと思います。

通話定額プラン(メールなし)

まずは各携帯キャリアが2014年から始めた、どれだけ利用しても通話料が定額内というプランを使った運用方法です。このプランの運用は非常に簡単で、ケータイ向けカケホーダイプランへ変更するだけでいいのでスムーズです。

ただ前述したとおり、このプランではパケット定額が高額なプランしか用意されていないため、パケットプランを付けるとせっかく2台持ちや節約を意識したにも関わらず、高額な料金を支払う必要が出てきます。

そのためこのプランを契約する場合はメールアドレスを捨てる覚悟が必要になってきます。カケホーダイプランだけで運用し、テキストでのメッセージのやりとりはキャリアメールではなくSMSでのやりとりに切り替える必要性があります。

そうすると基本は以下のような形になります。

docomoのカケホーダイ(ケータイ)、auの電話かけ放題プラン(ケータイ)はどちらも2316円での運用ということが可能です。唯一Softbankのスマ放題(ケータイ)に関しては、メールが使えてネットに繋がるS!ベーシックパックを契約から外すことが出来ません。

そのためSoftbankのカケホ系プランでの運用は、パケ漏れによる通信量の増加について注意しなければなりません。

エリア的にガラケーで使うならdocomoが最も良いと思われるため、ガラケーかつ通話定額プランを選択する場合、どうせメールアドレスも廃棄してしまうならdocomoのガラケーへMNPするのも良いでしょう。

このプランはこのように非常に簡単なプラン構成で済みます。

FOMAバリュー・シンプルコース・ホワイトプラン

続いてはいわゆる無料通話付きの安い基本料金を持ったプランを用いて、プランを構成する考え方を解説します。このプランの考え方は主にdocomoとauに適用されます。Softbankの場合は既に受付終了しているプランが多く、特定の利用方法にしか使えないので注意が必要です。

この無料通話型で基本料の安いプランでは、パケットプランが低額から始められて、上限も4400円で止めることの出来るプランに加入が可能ですので、メールを利用してもパケ漏れの心配がありません。

プランの組み方としては、無料通話・通話相手に応じた基本プラン+メール用のISPサービス+400円からの2段階制パケットプランという3つの組み合わせがポピュラーなものになります。

特に料金的に一番重要になってくるのが基本プランの設定です。使い方に合わせてこのプランを選ばないと、余計な基本料や通話料で高額になってしまう可能性が高いです。そのためそれぞれの料金プランの特徴と料金をまとめてみましたので、この中から自分に合った料金や使い方を選ぶといいでしょう。

この基本料金を決めたら、あとは全て共通です。ISPサービスとは要はiモードでありezwinサービスのことで、これが324円。そして2段階定額はパケホーダイライト、スーパーライトという400円からスタートするプランを組み合わせることで、パケット青天井を防ぐことが出来ます。

なお最も安い基本料金のプランであるプランEについては、パケット定額プランが不要です。パケットが発生した場合のみ0円~4400円の間の従量制で料金がかかります。

またメールアドレスが必要ないという場合は、パケットプランもISPサービスも不要になりますから、700円近く節約することが出来ます。連絡は格安SIMとスマホで運用するLINEにまとめるなどのやり方であれば、メールなしで基本料802円のみでメイン回線を維持するという方法もありです。

これが2台持ちとしてメインで連絡先として使う回線のポピュラーなプランの組み方です。この料金プランならば最も安いもので月1000円いかない毎月の料金で利用できます。これに格安SIMでネット環境を揃えることによって、月2000円にまで毎月のスマホ・ケータイ料金を削減することが可能になってきます。

これ以外にも新作ガラケー購入で最安2円運用も可能に

以上の方法が、スマートフォンからガラケーへ変更するために必要な手順と、実際にガラケープランとして持つときに適した料金プランの内容になります。

これらの料金プランの内容はあくまでも一例です。プラン変更のみに焦点をあてた持ち方になるため、プラン変更に合わせて新しいガラケーへと機種変更したり、新規・MNPでガラケーへと契約を乗り換える場合には、また違った料金プランの内容が適用されます。

機種変更やMNP契約でガラケーを新たに購入する形だと、月々サポートや毎月割といった割引によって実質価格でガラケーが安く契約できたり、通信費自体が非常に安くなって毎月たったの2円からメインの通話回線を維持することが可能にもなります。ただこの月々サポートや毎月割の適用条件にはちょっと覚えておかないと痛い目に合う可能性の高い項目もあるため、これらの方法についてはまた別記事でまとめたいと思います。

特に契約を含んだガラケーの購入は、docomoの場合なら機種変更で、auの場合なら新規/MNPで、SoftbankならMNPで非常に安い維持費にして回線を持つことが可能になっています。特にdocomoなら機種変更で可能ということで、ぜひ知っておいて欲しい内容が複数あります。

今回は既に過去に使っていたガラケーを有している場合のプラン変更の方法と、そのプランの中身についての紹介でしたが、新しいガラケーも一緒に購入しようとする場合は更に別記事を読んでみてください。

ここでメインの通話・メール用の回線の運用方法について説明しましたので、次は格安SIMを使ったネット専用の2台持ちスマホの運用方法のコツを説明したいと思います。